「アニメを使って楽しく英語を勉強したい」
「英語のアニメにチャレンジしてみたい」
英語を勉強するとさまざまなジャンルで、日本語に訳されていない英語コンテンツを楽しめるようになります。
英語学習の中級者や上級者となると、海外のアニメに興味を持っている方も多いのではないでしょうか?
そこで今日は1997年から現在も続いているアメリカのアニメーション番組「サウスパーク」を使った勉強法を紹介します。
300以上のエピソードが公式サイトにて無料で視聴可能なので、「英語音声のアニメにチャレンジしたい人」や「英語の新しい教材を探している人」におすすめです。(注意書き:一部グロテスクな表現などを含むエピソードもあります。ご注意下さい…)
僕自身「サウスパーク」の無料エピソードを見ながら勉強をすることで、TOEIC900点越えを達成できたので、よかったらぜひご覧ください。
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はじめに
この記事で紹介するのは、「日本語字幕なし」または「英字幕のみ使用」の勉強方法です。
「字幕なしだと楽しめないのではないか」
「内容が理解できないとつまらない」
確かに、ネイティブスピーカーでない限り、全ての内容を隅々まで完璧に理解することは不可能ですが、「サウスパーク」にはそれでも楽しめる要素がたくさんあります。
- シンプルすぎる映像が面白い
- はちゃめちゃぶりを見るだけでも楽しい
- 主要人物の声優がほぼ二人
それでは一つずつ詳細を見ていきましょう。
シンプルすぎる映像が面白い
「サウスパーク」は原案者であるトレイ・パーカー氏とマット・ストーン氏が二人で製作した、切り絵によるストップモーション・アニメを原型として発足し、第1話は全て切り絵のみで構成されています。
現在も基本のアニメスタイルは変わっていないため、キャラクターの動きなどがものすごくシンプルです。
昔から続くこの切り絵クオリティは、内容が充分に理解できなくてもツボにハマってしまうことがあります。
また、現代には高クオリティなアニメや映像作品が溢れる中、変わらない「サウスパーククオリティ」を見るとなんだかほっとしてしまいます。
はちゃめちゃぶりを見るだけでも楽しい
「サウスパーク」はお騒がせ番組として有名で、時として内容が過激であったり、全く訳のわからない展開が起こったりします。
しかし、その「めちゃくちゃ感」がサウスパークの魅力であり、沼にハマればハマるほど「もっと内容を理解したい」というモチベーションも生まれます。
なので最初は内容を完全に理解できなくても、「サウスパークの世界を楽しむ」だけで十分です。
一人一人のキャラクターが個性的で面白いので、お気に入りの登場人物に注目しながら観るのもおすすめです。
主要人物の声優がほぼ二人
メインキャラクターの四人の子どもたちをはじめ、「サウスパーク」では製作者のトレイ・パーカー氏とマット・ストーン氏が、ほとんどのキャラクターの声を自ら収録しています。
ミキシングしながら色々なキャラクターの声を作っているので、「この声も二人がやっているのか」と発見をしていくのも楽しいです。
また、トレイ氏はもともと大学で日本語を専攻していたことから、作品中で日本語のセリフもたびたび披露しています。(これがまた面白い)
「サウスパーク」を観ながら、この二人がどういう風にセリフの録音をしたのか想像してみてください。
それでは、次の章から「サウスパーク」が英語学習におすすめの理由を説明していきます。
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①全エピソード無料+英字幕対応
「サウスパークで英語学習」をおすすめしたい一番の理由は、「お金がかからない」ということです。
公式サイトではなんと第1話から300以上にわたるエピソードを無料で視聴することが可能です。
また、日本語字幕はありませんが、全てのエピソードで英字幕の利用もできます。
YouTubeで見つけた海外の動画などは字幕に対応していない場合があり、自動生成された英字幕だと時折誤った翻訳が表示されることもありますよね。
「サウスパーク」は気になった表現や単語などに出会った時、正確な字幕を使って確認することができ、キャラクターのセリフに紐づけることで、より効果的に学習することが可能です。
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②早口なセリフでリスニング強化
「サウスパーク」は基本的に1話完結のエピソードで、メインキャラクターの子どもたちを中心に物語が繰り広げられます。
彼らは他のキャラクターと比べて、素早い口調で会話を交わすため、はじめは聞き取りに苦戦するかもしれません。
しかし、段々とこのスピード感に慣れてくると、試験などで使われる英語の読み上げ音声が遅めに感じるようになります。
また、前章で紹介した「英語字幕」を活用して、聞き取れなかった早口セリフを字幕で確認することもできるので、非常に便利です。
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③アメリカの風習を学べる
300以上のエピソードを誇る「サウスパーク」は、これまでにさまざまなトピックを題材として取り上げてきました。
それは単に日常的な話題にとどまらず、社会問題や流行、宗教からコロナまで、ありとあらゆるジャンルのエピソードが作られています。
それらのトピックがアメリカという国の視点から製作されているので、日本では触れることのない価値観や新しい視野を学ぶことができます。
加えて、メインキャラクターの子どもたちが通う小学校を拠点として、アメリカの学校ならではの風習や習慣または行事などを垣間見ることができるのもおすすめポイントです。
言語を学習する上で、国ごとの文化を理解することは非常に重要なので、その点でも「サススパーク」は英語学習に適しています。
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④難解な単語を「観て」覚えられる
英検1級の勉強をしていた頃、単語帳を見ながら「こんな単語を果たして使うことあるのか?」と疑問に思っていました。
実際に1級単語には専門的な用語など、どういった場面で使うのかイメージしにくいものが多くあります。
しかし、「サウスパーク」ではこういった単語をキャラクターのセリフの中で見つけることができるので、実際の使い方をそのまま「観て」覚えることが可能です。
それだけでなく、キャラクターたちはスラングも多様するので、エピソードを進めるごとに語彙力がどんどん強化されていきます。
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⑤親日?反日?日本が題材のエピソード
効果的な英語の勉強には、「興味を持てるかどうか」が重要なポイントになってきます。
「サウスパーク」には、日本の文化や日本人を題材としたエピソードがいくつもあり、日本人であれば「どういった内容なんだろう」と気になるのではないでしょうか。
また、前述した通り、製作者のトレイ・パーカー氏が日本語のセリフを自ら声優としてこなしている場面も見ることができます。
「日本ってこういうイメージなんだ」
「日本のキャラクターが出てる!」
「サウスパーク」の日本にまつわるエピソードは、「好奇心」を持って勉強に取り組める要素の一つになります。
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おわりに
「サウスパーク」はその過激すぎる内容から賛否両論を巻き起こしてきましたが、僕にとっては「英語への興味」や「英語力の向上意欲」を与えてくれた作品です。
好きな人がどんな話をするのかが自然と気になるように、人は「好きなこと」が絡むと一気に情報の吸収力が上がります。
同じように好きなキャラクターや作品を使って英語を勉強することは、非常に効果的な学習方法です。
この記事を読んで「サウスパークが気になった人」はぜひ英語学習の一環として取り入れてみてください。
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