学習効果を底上げ!英語の勉強に取り入れたい4つの土台

「英語を勉強してるけど効果を感じられない」

「一回一回の学習を効率化したい」

英語学習は実際に成長を感じるまで時間が掛かるため、今の勉強法が本当に合っているのか不安になりますよね。

また、忙しい毎日の中で勉強に時間を割くのなら、やはり誰だって学習効果を最大限に高めたいと思うはずです。

そんな時、ちょっとした工夫を取り入れるだけで、日々行なっている勉強の効率を上げることができます。

この記事では僕がこれまで英語学習をしてきた中で「やっててよかった英語学習の土台作り」について紹介します。

この方法を続けてきたことで、TOEIC900点越え・英検1級合格を達成できたので「英語学習に行き詰まっている人」はぜひ試してみてください。

目次

①発音記号の相乗効果

まず第一に、「発音記号」の知識があるかないかで、得られる学習効果に大きな差がつきます。

なぜなら「発音記号」が読めるようになると、日々行う学習に嬉しい相乗効果が生まれるからです。

今回は以下の3つを例として紹介します。

  • カタカナ英語のデメリットをなくす
  • 語彙力が正しく強化されていく
  • リスニング能力の基盤として役立つ

それでは1つずつ見てみましょう。

カタカナ英語のデメリットをなくす

カタカナで英語を覚えてしまうと、以下のようなマイナスポイントが生じ、学習効果が落ちてしまいます。

  • リスニング力が伸びない
  • 伝わるスピーキングを習得できない
  • 自分の発音に自信が持てない

実際の英会話で話す相手は当然カタカナをベースに発音をしてくれないため、カタカナで英語を学んでもリスニング力が伸びません。

また、カタカナ発音は相手にとっても聞き取りにくいというマイナス要素もあります。

そのためスムーズな会話ができず、発音に対する苦手意識が強まってしまうという悪循環にもなります。

しかし、発音記号によって標準的な発音を身につけることで、こういったカタカナ英語のデメリットを無効化することができます。

語彙力が正しく強化されていく

発音記号を学んだ上で英単語を覚えると、正しい発音でのボキャブラリーが必然的に増していきます。

そうすると徐々に毎回の学習が正しい発音に基づいて行えるようになり、その後は勉強した時間に比例して学習効果が増大していくようになります。

初心者の方におすすめなのは、英単語を覚える時に発音記号を「メモ書きとして追加しておく」ことです。

こうすることで、次第に単語ごとの発音の法則なども見えてくるようになり、今後活用できるシーンがさらに広がっていくからです。

リスニング能力の基盤として役立つ

意外にも発音記号を学ぶことは、リスニング力の向上にも繋がります。

例えば、英語のスピーチやインタビューを聞いて、それを文字に起こす勉強法「ディクテーション」をするときに効果的です。

耳で聞いた音と発音記号の知識が紐づいて聞きとれるようになると、全体としてのリスニング力が大きく上がっていきます。

また、ディクテーションだけでなく、最近ではニュースやテレビ番組を使った勉強アプリなど、リスニングを基盤とした学習方法が増えています。

発音記号の知識を得ることで、こういった日頃のリスニング力をともなう学習効果の底上げにもなります。

②得意技能に学習の軸を置く

英語のスキルを成長させるには、4技能(リスニング・スピーキング・リーディング・ライティング)をバランスよく伸ばすことが大切です。

しかしこれは、特に勉強をする時間の限られる社会人の方にとって、非常に難しいことだと思います。

そんな時は「自分に合った技能に学習の軸を置く」ことにより、継続的な学習効果を得ることができます。

例えば、書くことが得意な人は日記やToDoリストを英語で書いてみるなどの勉強法がおすすめです。

もちろん苦手分野を克服することも大事ですが、英語を学ぶ上で、何よりも大切なのは続けることです。

「自分の得意分野=心地よく学べる方法」なので、無理なく勉強が継続でき、結果として絶大な学習効果をもたらします。

③楽しめるコンテンツを教材にする

自分の興味があるコンテンツを勉強に使うことで、思った以上の学習効果を得られます。

「好きなこと」と「英語」が紐づくことで、楽しみながら取り組めるだけでなく、興味があるからこそ情報の吸収力が上がり、勉強がより効果的になるからです。

例えばゲームが好きな人は、お気に入りのゲームについて英語で解説されているサイトや、英語のプレイ動画を見たりするのがおすすめです。

(筆者は簡単なスマホゲーム内の言語を英語に設定してプレイしていました)

あるいは本が好きな人であれば、英語の本や雑誌を使った学習を取り入れることで、楽しく英語と関わることができます。

幸いにも今の時代は、インターネット上に数多くのコンテンツが溢れているので、工夫次第でいくらでも自分が興味を持てる教材に出会えます。

好きな教材を使って楽しみながら英語を続けているうちに、こちらも時間に比例してかなりの学習効果を得ることができます。

④スマホのリマインダーを活用する

英語学習者の方であれば、おそらく英語の勉強用アプリがお手元のスマホに入っているのではないでしょうか。

もはやスマホは、英語を勉強するのに欠かせないアイテムですよね。

そこでおすすめしたいのが「スマホのリマインダーを活用」する方法です。

英検の参考書や英単語のテキストは、開かなかったら学習効果は得られませんが、スマホを開かない日はほぼないと思います。

この方法はリマインダーをセットしておくだけで、無意識に知識を取り込むことができるので、かなり効果的です。

設定項目は以下になります。

  • メモ:発音記号(+英英辞典)
  • 時刻:ランチ時間など
  • 繰り返し:毎日(進捗によって「毎週」や「毎月」などに変更)
  • 繰り返しの終了:一カ月後など(リマインダーが増えすぎないように調整)

自分なりにタグをつけてみたり、メモ情報を工夫することでさらなる効率化を図ることも可能なので、ぜひ試してみてください。

おわりに:継続は力なり

今回紹介した4つの土台は、英語の学習効果を高めるだけでなく、勉強を続けていく支えにもなります。

僕自身さまざまな方法を試してきましたが、実際に効果が得られているのか、時間の無駄なんじゃないかと不安になることがありました。

しかし、長年英語学習に取り組んできて分かったことがあります。

それは、一番の効果的な方法は「継続」だということです。

2022年に英検1級に合格するまで、何度も不合格になりましたが、そこで諦めなかったからこそ合格できたと思います。

「英語学習の壁にぶち当たっている人」は、勉強にちょっとした工夫を加えることでまた進んでいくことができるので、今回紹介した方法を参考にしつつ、諦めずに頑張ってほしいです。

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